1970年代からアメリカのマサチューセッツ大学医療センターのクリニックでジョン・カバット・ジン博士が開発した非宗教的なプログラムです。8週間のプログラムで毎週3時間程、教室でグループでのプログラムを行い、毎週宿題として日常生活で1時間程、瞑想などを自宅学習します。静坐瞑想・ボディスキャン・ヨガ・歩く瞑想・食べる瞑想などをガイドの下、体験します。またストレス反応についての学習も行っていきます。講義形式ではなく、自ら体験し、その体験をグループの参加者とできる範囲で共有していく中で学びを深めていきます。
当初は慢性疼痛症の患者さんを対象としていましたが、うつ病や心筋梗塞、腰痛症、肥満症などの患者さんへと広がってきました。現在は病気のあるなし、医療従事者や一般の仕事につく方など区別なく、ストレスについて学びたい方たちと一緒に体験していく点がユニークです。
40年近く、世界中で実践されており、様々な研究結果もでてきています。基本的に対面での開催でしたが、新型コロナ感染症が流行してからはオンラインでも開催されるようになっています。
講師養成はアメリカのブラウン大学が中心となり、グローバル・マインドフルネス・コラボラティブが行っています。自分自身が8週間コースに参加し、その後も瞑想を続けながらグローバル・マインドフルネス・コラボラティブの主催する講師養成コースに進んでいきます。講師は自分が実践している以上の課題を参加者に課してはいけないこととなっており、マインドフルネスの継続的な実践を求められています。
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